2008年02月13日
ポップサーカス
自由席のチケットを各方面から3枚いただき、家族4人でポップサーカスへ。
そこでは、「エンタテイメント商売の文法」が見え隠れ。
時間は休日の10:10。
朝一10:30開演が最も空いているであろうと余裕を持ってやって来たにも関わらず列が長い。
ボリショイでかなり痛い目を見たので期待せずに列に並ぶ。
さてこの列、なかなか進まない。
キューコントロール(行列の整理)もできない団体なのか、焦らしなのか判断できずにいるとアナウンスが入る。
「自由席は満席の予定です。指定席はチケット販売所で発売しております。
お一人様600円の料金で指定席に変更できます。4人掛けのファミリーシートは4,000円・・・」
ゲートは2つに分け、自由席用と指定+ファミリー用の2列。
もぎりは一人で指定列はスイスイ流れる。
思いっきり焦らしである。
めんどくさいを売上に変えるのが商売の基本だが、あまりあからさまにやると妬まれる。
このあたりの塩梅が最も上手なのが、なくなっても生活に大きな影響のないエンタテインメント業界。
(現在任天堂のWiiソフト「大乱闘スマッシュブラザーズX」 定価6,800円は、値引率10~15%が当たり前のゲームソフトにあって6,580円(税込、GEO円座店:本日現在)で販売されている。任天堂のお家芸復活である。)
ポップサーカスの仕掛けはあざといが、いい塩梅で商売をしているという印象。
「このまま列に並び続ける」
「帰ってもう一度、次は講演開始時間よりもっと早く来る」
という行為から連想する「めんどくささ」と、600円×人数が天秤の両側にかけられ、比較される。
そもそも、そんな比較をするつもりすらなかった顧客に、その比較をさせた時点で興行側の勝ちだ。
行列からぽつりぽつりとチケット販売に人が動きはじめる。
うちも「巧くやられたなぁ」と思いながら、折角なので(←この根拠のない心理的決着こそが思うつぼなのだが)子供1枚とファミリーシートで5,300円追加する。
シート配列は円形ステージを囲む形式で、指定席がスタンダードとなるよう設計されている。
これから見られる方は、ぜひともA指定席の中央前若しくはステージ正面のファミリーシートをおとり下さい。
この配置では費用対効果が最も良い場所だと思います。
さて、肝心のサーカスのプログラム自体はごくありふれた内容で、子供には良い経験になった印象。
私自身もボリショイの時ほどの落胆はなく、高松でこれだけやっていただければ十分とも感じました。
大衆向け興業の費用対効果格差は、質、量ともメジャーアーティストを除き拡がる一方ですね。
そこでは、「エンタテイメント商売の文法」が見え隠れ。
時間は休日の10:10。
朝一10:30開演が最も空いているであろうと余裕を持ってやって来たにも関わらず列が長い。
ボリショイでかなり痛い目を見たので期待せずに列に並ぶ。
さてこの列、なかなか進まない。
キューコントロール(行列の整理)もできない団体なのか、焦らしなのか判断できずにいるとアナウンスが入る。
「自由席は満席の予定です。指定席はチケット販売所で発売しております。
お一人様600円の料金で指定席に変更できます。4人掛けのファミリーシートは4,000円・・・」
ゲートは2つに分け、自由席用と指定+ファミリー用の2列。
もぎりは一人で指定列はスイスイ流れる。
思いっきり焦らしである。
めんどくさいを売上に変えるのが商売の基本だが、あまりあからさまにやると妬まれる。
このあたりの塩梅が最も上手なのが、なくなっても生活に大きな影響のないエンタテインメント業界。
(現在任天堂のWiiソフト「大乱闘スマッシュブラザーズX」 定価6,800円は、値引率10~15%が当たり前のゲームソフトにあって6,580円(税込、GEO円座店:本日現在)で販売されている。任天堂のお家芸復活である。)
ポップサーカスの仕掛けはあざといが、いい塩梅で商売をしているという印象。
「このまま列に並び続ける」
「帰ってもう一度、次は講演開始時間よりもっと早く来る」
という行為から連想する「めんどくささ」と、600円×人数が天秤の両側にかけられ、比較される。
そもそも、そんな比較をするつもりすらなかった顧客に、その比較をさせた時点で興行側の勝ちだ。
行列からぽつりぽつりとチケット販売に人が動きはじめる。
うちも「巧くやられたなぁ」と思いながら、折角なので(←この根拠のない心理的決着こそが思うつぼなのだが)子供1枚とファミリーシートで5,300円追加する。
シート配列は円形ステージを囲む形式で、指定席がスタンダードとなるよう設計されている。
これから見られる方は、ぜひともA指定席の中央前若しくはステージ正面のファミリーシートをおとり下さい。
この配置では費用対効果が最も良い場所だと思います。
さて、肝心のサーカスのプログラム自体はごくありふれた内容で、子供には良い経験になった印象。
私自身もボリショイの時ほどの落胆はなく、高松でこれだけやっていただければ十分とも感じました。
大衆向け興業の費用対効果格差は、質、量ともメジャーアーティストを除き拡がる一方ですね。
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